投資家の自慢は相手にするな

あなたのまわりには

大儲けを自慢する投資家がいるだろう。

だが、そんな奴は放っておけばいい。

中には、本当に成功している投資家もほんのわずかはいるだろう。

だが断言してもいいが

自慢する投資家のほとんどは

間違いなく損をしている。

なぜなら、人間のさがに従えば 

株式投資で必ず損するからである。

自慢する人は

損したことを言わないだけである。

パチンコや競馬の武勇伝を自慢げに話す人がいる。

彼らは、勝った話が大好きでその話を延々と語り続ける。

しかし、勝つまでにどれだけ負け続けたかは決して言わない。

競馬などの公営ギャンブルは期待値が0.75である。

期待値0.75で勝ち続けることは奇跡である。

かつて、競馬の神様といわれた人がいたが

生涯で数億負けていたそうだ。

この人は正直に明らかにしていたが…。

損したことは言わずに 

儲けた話しかしないのが

ギャンブラーなのである。

彼らは今までの記録を 

知らないうちに自分に都合よく書き変えてしまう。

損は忘れ、勝ったことだけを覚えている。

そして、自分は勝っていると思い込む。

システムトレーダーなら

そういう人の意見は無視して

バックテストを信用してほしい。

バックテストはごまかしようがなく

冷徹に数値で評価してくれる。

それこそがシステムトレードの長所なのだから。